募金事業として展開する「キャンパスが美術館」は、記念事業の中核と して位置付けています。アートコネクションという切り口で、成安造形大学のメインギャラリーであるギャラリーアートサイトを中心として、学内に数多くのギャラリー・アートスペースを整備し、「結ぶ=つなげる」ことで キャンパス全体を回遊式の美術館とするものです。成安幼稚園においても、芸術系大学の併設校として、園児が日常的に芸術に接することができるような環境を整備します。この事業は、ギャラリーという「場」をつなげるだけでなく、大学と幼稚園、そして旧設置校であった短期大学などを「結ぶ=つなげる」ことで「時空」をも超越した学園のConnectを実現するものです。同時に、ギャラリーを取り巻く構内の緑 化やストリートの整備なども行い、キャンパスを快適空間にリニューアルして、教育環境の向上をも図ります。
琵琶湖を一望できる大学の立地を最大限に活かすため、フェンスの一部を撤去するとともに遊歩道を整備し、素晴らしい眺望を大学の構内に取り込みます。一方、構内には、樹木と照明を組み合わせたストリートを整備します。また、ギャラリー・アートスペースを巡る途中での休息や、学生同士のコミュニケーションの場として、整備するストリート沿いに学生が制作したベンチを数多く配置します。
大学内においては、ギャラリーアートサイトを中心として12のギャラリー・アートスペースを整備し、学外にも積極的に公開して、
本学の教育研究活動の成果を広く社会に発信していきます。また、幼稚園においても芸術作品を園内に設置します。